東洋医学では高血圧を「未病(みびょう)」に分類します。
さて未病とは、冷えや胃弱、朝起きれないなど…
病気につながる不定愁訴をいいます。
未病というと、少し気持ちが楽になりませんか?
冷えや胃弱と同じか。これ治るな!って気になりません?(笑)
そう努力次第で改善できるんです!!
さて東洋医学では大きく3パターンに分けることができます。
もちろん改善方法にも違いがあります。
①あ~もう!イライラする~(>_<)!ストレスさんタイプ
このタイプの方は最大血圧が高い。
その他、頭痛、めまい、耳鳴り、顔面紅潮、ほてり、口が乾く、動悸、不眠
など
気が停滞している(気滞)とともに、肝(肝臓)の動きが悪くなっている状態です。
改善するには不安感を取り除くこと。。。
仕事を辞めるとか、家庭放棄とか、、、取り除くのは難しい方がほとんどでしょう。
瞑想・座禅やヨガ、太極拳など、精神をゆったりさせ、呼吸を深くすることがポイント。
それと食生活を見直す。
東洋医学ではストレス=熱
五行式体表という表があり、熱は苦味で抑え、さらに涼性で相克(弱める)する。
※次のページでタイプ別に改善のための食べ物をご紹介します。
②最近食べ過ぎかな?血液ドロドロ瘀血さんタイプ
このタイプは最小血圧が高い。
この他、頭痛、頭重、めまい、物忘れ、胸が苦しい・痛い、顔色が悪い、手足のしびれ、むくみ、湿疹、できもの、肥満など
瘀血(おけつ)
「熱性」:精神的な変調や、暑さ。辛い物や塩味のもの、肉魚などの味の濃いものの多食。
「寒性」:寒さ。体を冷やす食べ物。
「血瘀性」:寒性が長びいた場合。外傷による循環不良など。
簡単に言うと、血液の温度や質が悪く動きが遅い!
そのため血管に負担がかかり、血管壁が痛むと血液が漏れ出ないようどうにかしようと血栓を作る。
流れが悪い場所ではどんどん血液がぶつかってくるもんだから、血管が硬化し、血液の汚れが溜まり血栓を作り、さらに腫瘤が形成される。。。
怖い!
早速改善するには血液の掃除!
もちろんこれは食生活の見直しや運動、血管の老化を防ぐことが重要。
※次のページでタイプ別に改善する食べ物をご紹介します。
③最近、歳かな?力が出ない!加齢さんタイプ
中高年に多く、腎(腎臓)の機能が弱っている。
足腰が弱い、腰痛、口が乾く、夜間にトイレに行く、息切れ、疲労感、めまい、物忘れなど
さて腎とは
生命力の根源である原気(両親から受け継いだもの、生命活動の原動力)をもたらし、精(生命力、成長、生殖力)を蔵す。
ということで腎が弱ると元気がなくなり、老化現象がおきる!
だから血液を運ぶ力が弱まり、停滞することで動脈硬化となる。
このタイプの改善は腎を元気にすること!
そして水分代謝を改善し適度な運動をする。
※次のページでタイプ別に改善のための食べ物をご紹介します。