最近お腹の調子が悪い。
便秘…下痢…腹痛…
実は無症状でも大腸ポリープ、大腸癌の可能性が!?
「会社で定期的に便の検査してるし、異常ないから大丈夫!」って安心していませんか?
実は大腸ポリープ、大腸がんは便検査で陰性でも出来ている可能性があるんです!
近年、食の欧米化が進み「高脂肪食」「低線維食」「高たんぱく食」の食習慣となりました。
それに伴い大腸癌の死亡率は第2位!
女性だけで見れば第1位です( ˘•ω•˘ )
※2016年国立がん研究センターの最新がん統計より
大腸癌は60代の方に多く、腸ポリープは40歳~発生しやすいそうです。
そして発生しやすい部位は、小腸より大腸。肛門に近い直腸、S状結腸です。
さて、ポリープは全てがん化するのでしょうか?
それはNO!☟
大腸ポリープ(性質)
『がん化の可能性あり』↓
■腺腫性ポリープ:腺腫は良性腫瘍ですが、がん化しやすく前癌病変とも言われています。
『がん化の可能性は殆どない』↓
■炎症性ポリープ:潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症により異物としてできたもの。がん化はほとんどない。
※長期化すると癌化の恐れあり。
■過形成ポリープ:老化現象など。がん化はまれ。
その他~
●若年性ポリープは癌化の心配はない。
●胆のう切除後の人は、大腸がんになりやすい。
●家族性大腸腺腫症は殆どが遺伝性で10代からポリープが多発、そのままにしておくと癌化する。
●ポイツ・ジェガーズ症候群も小児・青年期に発生。食道以外にポリープができ癌化しやすい。
がん化しやすいポリープの形状、サイズ。
●直径2cm以上
●無茎性(根元がくびれていない)
●胴がくびれている
●半球状、半円形
先にも述べましたが、大腸癌やポリープは「症状がない」場合もあります。
代表的な症状としては、下血、腹痛、血便
腸閉塞や鉄欠乏性貧血などがあります。
症状がなくても、年に1回は検査をお勧めします!
もし大腸癌になっていたら…
早期:内視鏡的切除術(腫瘍のみの切除)
進行性:外科的切除(大腸の切除)→人工肛門(ストーマ)など
大腸ポリープ、大腸がん予防の食材♪
★ゴボウ~発がん物質も綺麗に吐き出す驚異のパワー!最強の食物繊維!
★ヨーグルト~善玉菌を増やし、整腸作用に効果大!
その他~かぼちゃ、人参、リンゴ、明日葉、セロリ、ヤーコン、寒天、キャベツ、梅干し
運動不足や肥満でも大腸がんのリスクが高くなることが分かっています。
検診はもちろんですが、食生活を見直し、適度な運動を心掛けましょう(^O^)/